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ヨガスタジオrucrucのブログ

インド旅行記〜11

こんにちは!

松山市のヨガスタジオ ルクルク

インド滞在中の続木彩瀬です。


さて、1ヶ月滞在したリシケシを別れ、車で1時間の場所にあるハリドワールへやって来ました。

ハリドワールもガンジス川沿いにある街なので川を降って来たようになります。



 

この名前には神様の通る道という意味があるそうです。

川沿いには立ち並ぶようにお寺やアシュラムがあります。


さて、ハリドワールに滞在するのはデリーに行く電車がハリドワール発なのでついでに2日ほど滞在しようと思ってホテルを予約していました。


しかしインド人友達に

「デリーに夜到着するのはやめたほうがいい」

と言われました。

私も夜に到着するのは心配要素だったのですがそれ以外に便が無く仕方なくそこを抑えたのでした。


「昼間到着できるバスを予約してあげるから」

ということで予めとってた電車のチケットはポイしてバスでデリーまで向かうことにしました。


飛行機の予約は日本人の私でも簡単にできるのですが、電車やバスの予約となると中々難しいのです。

電車のチケットは予約代行してくれるコーディネーター(日本人)に手数料を支払い取得して貰ってたのですが、その際もバスは取得が難しいと言われて諦めてたのでした。

インド人友達はサクッと予約してくれて、やはり現地の人に頼むに尽きるなぁと思います。


さて、デリー行きがバスに変更になったのですがバスストップはハリドワールの駅から30分リシケシ方面(デリーと反対方向)に戻る感じになります。


今、ハリドワールの駅近くに泊まってる私は一体何のために・・・?


「リシケシに滞在してハリドワールは日帰りで遊びにいけばいい」と言われたりもしたものの、頑なにハリドワール滞在を変えなかったのです。


だって、バスもハリドワールの駅から出ると思ってたんだもん!!笑


ちょっと謎の滞在になったものの。

まぁこんなもんでしょ。笑


明日はバスで6時間かけデリーに向かいます。

Uberでホテルに移動し1泊したら早朝には駅に向かいバラナシ行きの電車に乗ります。


ハリドワールの観光もしようかと思ったのですが、あまりピンとくる所が見つからないのと、体力温存のために今はホテルでゆっくりしてます。

近くで食事の場所を探したもののリシケシとは違いお洒落カフェはありません><

現地の食堂の辛さや油に不安があるのでホテルでルームサービスを頼みのんびりブログを書いています。

この後夕方はプージャに向かう予定です。


朝は6時ごろ歩いてガンジス川に向かいました。

人も少なく少し薄暗い中で見るガンジス川は綺麗です。


川沿いで瞑想して朝日を見ようかと思ったのですが東側に行く道が分からずとにかく歩いただけになりました。笑


ほんのちょっと瞑想をして、人も多くなって来たので退散。

歩いていると後ろから朝日が上がって来ました。


リシケシと違いハリドワールの川沿いは路上生活者が多いです。

みんな毛布に包まって寝てますし、ビニールシートの小屋もたくさん見かけます。

だからと言ってスラムのような怖いというような印象はありません。(スラム行ったことはないけどね)

こちらでは外国人観光客も全く見かけませんし、リシケシより英語を喋れる人が少なそうに見えます。


私の滞在エリアがそうなのかなぁ。


昔の私なら違うエリアに来たら絶対どこか出かけてただろうけど、ホテルでゆっくりしてる自分を見て大人になったなぁと思います。





 

みんなとのお別れ

昨日はリシケシ最終日、

仲良くして貰った人たちにお別れを伝えて来ました。


練習を見て貰っていたアシュタンガヨガ リシケシのサッチン先生

一緒に練習していた仲間たち


マイソールで出会っていて朝日に連れてってくれたプラタープ


仲良くしていたホテルの男の子たち


ホテルの隣にあるヨガスタジオのブラザーズ


特にヨガブラザーズ(言い方な)とは毎日会ってお喋りをして、ご飯を食べさせてもらい、遊びに連れてってもらいと過ごした時間が長かったので見送ってくれた時は泣きそうな位寂しく感じました。


みんなに「次はいつ来るの?」と聞かれながら、

いつかはまだ分からないけど、また帰ってくるね!!


そんな思いを胸に今ハリドワールに来て、また次の場所へ移動します。



 


1ヶ月の滞在でしたが、本当あっという間に感じます。

美しい景色や祈りと共に感動に満ちた毎日でした。

心穏やかに清らかな気持ちで日々を過ごし、仏のようになれたかと思いましたが、勿論この地にいても怒りや混乱、期待に失望、嫉妬、貪欲などの敵もしっかり現れてくれるのです。


いつだって人の悩みは人との間に生まれるのです。


しかし、この場所で生まれたそんな感情を鎮めて世界を明るく見せてくれたのもこの土地の祈りでした。


怒りや混乱を胸に、キルタンに参加しました。


悲しい気持ちになりながらも周りのみんなの笑顔に救われ、体の中から元気が湧いてくるのを感じます。

終わる頃には心が少し軽くなったように感じました。


1人でベッドにいると脳は忙しく働いてしまうので、外に出るにつきます。


眠れない夜を過ごし、翌朝はお気に入りのお寺に行ってみました。

するとお祭りのプージャをしていたので少し遠くから見学しました。

終わるとチャイを無料で振る舞ってくれて、この後もプージャがあるから時間があるなら参加してと言われてそのまま腰を下ろしました。

ブラジル人のグループと一緒に参加させて貰いました。

グループで来ているブラジル人に1人日本人が混ざり、

プージャをする司祭さんと共にお水をかけたりお花を飾ったりマントラを唱えたりと様々なお祈りの儀式をしました。

みんな互いに笑顔で顔を合わせ、何の隔たりもありません。

幸せに満ちた時間がそこには広がっていました。

プージャが終わりおでこに印を押してもらいその場を後にしました。



そして翌日、ガンジス川沿いに瞑想にいきました。

マントラを繰り返すジャパ瞑想を行い、終わった後自分の内側を俯瞰しました。

終わる頃にはまた美しい世界が広がっていました。


この世界は美しいのです。

自分の心が曇っているとそうは見られない時があります。


でもどんな時だって世界は変わらず美しいままなのです。




 

少しずつ、自分のことを冷静に見ることができます。

自分の中に怒りや期待、失望があることを見ることができます。

傷ついた自分を認めてることができます。慰めてあげることができます。


それらの感情を受け入れる努力をします。

それらの感情を手放す努力をします。


相手のことを冷静に見られるようになります。

相手の気持ちを考えられるようになります。


相手のことを許す努力をします。

自分のことを許す努力をします。


自分が幸せであることを願います。

相手が幸せであることを願います。


全ての人が幸せでありますように。

Om shantih shantih shantih


とてもスピリチュアルで不思議なGaṅgāと共に、もう少し旅は続きます。


ではまた。


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