インド行きを自分ごととして考える
- Ayase Tsuzuki
- 1 日前
- 読了時間: 6分
さて、いよいよ出国!
今年もまた、インド行きの飛行機からナマステこんにちは!
これから約9時間の空の旅。
食べたり、寝たり、観たり、書いたり。
そんなふうに過ごしていきます。
このブログがアップできているのは、きっと到着した翌日以降でしょう。
今年は乗客の9割がインド人かも?というくらいで、
出国前から「ここはもうインドじゃないか」と思わされるような雰囲気。
私たちも、インド最大のお祭り「ディワリ」に合わせての渡航。
きっと日本に住むインドの方たちも、家族のもとへ帰省しているのでしょう。
でもラッキーなことに、3人席は私とサンジャイの2人だけ。少しくつろげそうです。
🌼 今年も始まるインドリトリート
今年は前半3名+後半1名、合計4名の方がインドリトリートに参加してくださいます。
彼らにとって、この旅がどんなものになるのか——。
何を見て、何を感じ、どんな心や身体の変化を経験するのか
。その全てが楽しみでなりません。
約10年のヨガ講師人生。右も左も分からなかった新米時代から、いままで。
アーサナヨガから始まり、ビーチ・お寺・ホテルでのヨガイベント、外部講師を招いてのWS、初めてのインド一人旅、そして栄養療法・ヨガ哲学・アーユルヴェーダ——。
国際結婚を経て、昨年初めて開催したインドリトリート。
私はその時々の自分が感じたこと、心から大切だと思うことを、その都度、皆さんにお伝えしてきました。
そして昨年のインドリトリートで、ひとつ確信したことがあります。
「私が伝えたいことは、ここ(インド)に来ればすべて伝わる」
日本ではヨガ=体が柔らかい人がするもの、というイメージがまだ根強くあります。
フィットネスやホットヨガが主流で、アーサナ(ポーズ)が中心。
アーユルヴェーダやヨガ哲学、食事法と聞くと「難しそう」「自分には無理そう」と感じる方も多いのではないでしょうか。
でも、私自身も昔はそうでした。
それでも少しずつ、食事に意識を持つ人、ファスティングに挑戦する人、
アーユルヴェーダや哲学に興味を持ってくれる方が増えています。
そしてついに、インドに行く方も現れました。
リトリートを通して皆さんが感じたのは、「アーサナだけがヨガではない」ということ。
アーユルヴェーダの知恵や、食の大切さ、そして“生き方そのもの”に触れることができるのです。
インドに来ることで、それらが自然と伝わる——そう実感しました。
🌏 死ぬまでにやりたいことリスト
皆さんには「生きているうちにやりたいこと」「行きたい場所」ってありますか?
すぐに思い浮かばない方は、少し考えてみてください。
「バケットリスト」——そんな言葉を聞いたことがありますか?
これは、“死ぬまでにしたいことリスト”のこと。
有名な映画『最高の人生の見つけ方』(モーガン・フリーマン主演)でも描かれていますね。
私も、自分のバケットリストを作っています。
やりたいこと・行きたい場所を書き出して、叶ったら線で消す。
ここ数年で叶えたのは、
・インドに行く
・宮古島に行く
・ダイビングのライセンスを取る
・会ってみたかった人に会う
・白いワンピースを買うなどなど。
まだ叶えていないこともたくさんあります。
前は憧れていたけれど、今はそれほど魅力を感じなくなったものもある。
時間とともに、心の優先順位って変わりますよね。
そう、「何事にも優先順位」がある。
でもその優先順位を“後回しの言い訳”にしてしまうと、夢はいつまでも夢のままです。
☀️ 「いつか」は来ない
「いつかインドに行きたい」
「死ぬまでに行ってみたい国のひとつ」
そう思っている方はとても多いです。
でも、“いつか”って、いったい、いつでしょう?
もちろん、今は行けない理由がある人もいます。
でも、“いつかいつか”と思っているうちに、気づいたらその夢は過去の夢になってしまう。
「そういえば、そんなこと思ってたなぁ」と。
あなたには、そんな“過去の夢”になりかけているものはありませんか?
💫 私の大きな夢のひとつ
私のバケットリストの中で、ずっと書かれているものがあります。
「ボリビアに行く」「ウユニ塩湖を見る」こと。
10代のころ、初めて写真を見た時に衝撃を受けました。
“なんて美しい場所なんだろう!絶対いつか行きたい!”と。
行く時期や天候まで調べたこともあります。
でも今では少し遠く感じています。
南米は銃社会で怖いし、円安で航空券も高い。
現実的に考えると、優先順位が下がってしまうのです。
でも、書きながら思いました。
っぱりこの夢は、夢のままで終わらせたくないな、と。
今ではないけれど、いつか絶対に行きます。
その日まで、準備をしながら待っていれば、きっとタイミングは訪れる。
🕊️ 人は想像できることしか実現できない
大人になると、毎日が忙しくなります。
仕事、家庭、やらなきゃいけないこと。
自分の「やりたいこと」を考える余裕さえなくなってしまう。
でも、人生は思っているよりも短い。
だからこそ、「やり残した」と思わない生き方をしたい。
夢や目的を叶えるために大切なのは、“想像すること”。
人は、想像できないことは実現できないと言われています。
逆に言えば、想像できることは、必ず現実にできる。
だからこそ、インド旅を「自分ごと」として想像してみてください。
「もし私がインドに行くなら……?」
無理!と決めつけずに、ちょっと想像してみる。
これは妄想旅行。危険はゼロです。
もし私が行ったら、何を食べよう?
どんな服を着よう?
ヨガをしている自分、アーユルヴェーダを受けている自分、
ガンジス川に入っている自分——どんな風に感じるだろう?
その“想像”が、現実を動かす最初の一歩になります。
🌈 「いつか」は一生やってこない
私は2020年、「来年こそバリに行きたい」と思っていました。
でもその直後、コロナが始まり、世界が止まりました。
どこにも行けない日々。
あの時、強く思いました。
“いつか”なんて、永遠に来ないのかもしれない、と。
世界はいつも変わっています。
戦争、感染症、自然災害、経済状況……。
「行けるときに行く」
「やりたいことをやれるうちにやる」
それが人生を豊かにするのだと、今では確信しています。
🌸 最後に
人生は、長いようで本当に短い。
毎日の中で、誰かのために頑張ることが多いけれど、時には、自分の「やりたいこと」に素直になっていいと思うんです。
もし“インドに行ってみたい”という気持ちが少しでもあるなら、それを心の中にしまい込まず、まずは想像してみてください。
いつ行くの?——今でしょ。
あなたのバケットリストには、どんな夢が書かれていますか?
PS
無事にインドに到着しました🇮🇳
空港からリシケシまでは車で5時間の予定が、初めて見るほどの大渋滞でまったく動かず…。
結局+3時間のロングドライブで、深夜にようやくホテルへ到着しました。
早速インドの洗礼を受けました。
私と参加者の1人は車酔いでぐったりでしたが、残りの3人は元気いっぱい。
さっそく本場のカレーを楽しんでいました。
今朝はヒンドゥー教のお祈りから始まり、インドの朝食「パラタ」をいただき、
その後はアーユルヴェーダドクターの問診へ。
皆さんそれぞれに体質に合わせたトリートメントを受けています。
初日から「もう帰ってもいいくらい満足!」という嬉しい声も聞こえてきて、
ここから皆さんと私の旅がスタートしました🌿
ではまた。
Harih om



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