インド渡航と「キルタン」の学び
- Ayase Tsuzuki

- 9月29日
- 読了時間: 5分
こんにちは!愛媛県松山市のヨガ & アーユルヴェーダ ルクルク、彩瀬です。
やっと涼しくなりましたね。もうすぐ松山もお祭りのようです。
私の地元、四国中央市では大きな太鼓台があり、子供太鼓をしたり見に行ったりしていました。そのお祭りは10/13〜15にあるのですが、その頃はもうニットを着てブーツを履いていましたし、夜に見に行くときはニットでは寒く、しっかりジャケットを着るくらいでした。
こうやって振り返ると、本当に夏が長くなったんだなと改めて思います。
✨ 出発まであと2週間
さて、今日は久しぶりにブログらしいものを書こうと思い、パソコンに向かっています。
書きたい気持ちはいつもここにあるんです。けどね。笑
インド渡航まであと2週間ほどとなりました。生徒さんから「準備していますか?」と聞かれますが、特にまだ準備はしていません。
私たちの泊まるアパートもまだ見つかっていないくらい。
(オーナーから返信がない……これがインド。汗)
スーツケースやインド用グッズ(変換アダプタや海外用ドライヤーなど)は持っているので、今回新たに買うものは特にないのかなぁと。余裕でブログを書き始めているくらいです。笑
今年は国際結婚の手続きや結婚式もないし。
昨年の今頃はストレス大爆発していたのが、今ではいい思い出になりました。
今回も3人のメンバーと共にインド・リシケシへ。
「来年は行きたい」と言ってくださる方もいて、皆さんがインドに興味を持ってくださるのが本当に嬉しい限りです。
ルクルクリトリートの最大の魅力は、信用できる現地のインド人と一緒に行けること。こんなチャンスはなかなかありません。皆さんラッキーですよ。(私が言うとなんかアレなんだけど、事実です。笑)
今年もリトリートブログを書けるようがんばります💪
🎶 今回の旅のテーマ「キルタン」
さて、ここからが本題。今回の個人的な旅の目的は 「キルタンの学び」 です。
「キルタンって何?」という方は多いですよね。簡単にいうと、キルタンは “歌うヨガ”。
え、歌いながらヨガするの?!と思うかもしれませんが、ポーズは取りません。歌うだけ。
ヨガと一口にいっても、呼吸法・瞑想・浄化法・ヨガ哲学・アーサナ(ポーズをとるヨガ)など色々あります。
スタジオで皆さんに指導しているのは主にアーサナヨガ。
でもそれはヨガのほんの一部に過ぎません。
キルタンは、インドに古くから伝わるマントラや神様の名前をメロディーに合わせて歌うもの。リード奏者が歌い、それに合わせて参加者も歌います。
日本で例えるなら、讃美歌のようなもの。
結婚式のときだけ歌ったりしますよね。。
私はクリスチャンの学校に通っていたので讃美歌を歌い、キリスト教学が授業にありましたが、ほとんど覚えていません。今となっては惜しいことをしたと思います。
🥁 その場がひとつになる体験
では、話をキルタンに戻しましょう。
マントラを音楽にのせて歌い、リード奏者は「ハルモニウム」というオルガンのような楽器を奏でます。
さらに太鼓などの打楽器でリズムを刻み、その場が一体となり歌い、時に踊ることもあります。
2年前のインドでキルタンに参加したとき、私は楽しく歌いながらも涙が止まりませんでした。
昨年は日本から来た仲間と一緒に参加し、また以前出会った奏者のキルタンにも行きました。
バリでもキルタンは盛んで、毎週のようにライブがありました。
そこで歌い、踊り、感情があふれて涙したことも。
キルタンの不思議な力に魅了されてしまったのです。
ちなみに10年前ハワイでのヨガ合宿でもキルタンには少し触れていたのですが、その時は特に響くことなく。
やっぱり何でもタイミングってあるんですよね。
🕉 マントラが持つ力
日本でも「言霊」という言葉がありますよね。マントラも同じく、力を持っています。
マントラは神様の言葉であり、インドの古い聖典に記されています。人間が作ったものではなく「宇宙の言葉」とも言われています。
それを歌い、声に出すことで、自分の中の感情――潜在意識に隠れているもの――が外へ解放されていきます。
幼い頃の傷や怒り、悲しみ。もちろん喜びや楽しさも。
私たちは日々さまざまな感情を抱えますが、時には浄化されず体に留まってしまうことがあります。ヨガやアーユルヴェーダ、栄養学でも「幼い頃の傷が癒えずに大人になる人が多い」と言われています。
感情が詰まったままだと、不調の原因になります。
キルタンに惹かれたのは、私自身が発声を通して感情を外に出せたから。だから涙が出るし、終わったあとはとても幸せな気持ちになるのです。
単純に「声を出すって気持ちいい!」というのもあります。
🌸 声を出すことの大切さ
声を出すにはお腹の力が必要ですし、喉も開かなければなりません。
また「他人にどう思われるかな?」という余計な気持ちがあると声は出ません。
声を出す
吐き出す
呼吸をする
お腹を使う
そして、
自分が本当に思っていることを伝える
皆さん、声、出していますか?
✨ これからの学びへ
この夏、私は「キルタンと声の講座」を受けました。そしてインドでさらに深く学ぶ予定です。
講座を通して感じたこともシェアしたいのですが、ここまでで十分な文章量になってしまいました。笑 その内容はまた次回に書きますね。
もしキルタンや声について興味を持ってくださった方がいたら、ぜひスタジオでお話しましょう。
ではまた😊 写真はバリで参加したキルタンのイベント。
生花で蓮の花を描き、神様が飾られています。
見た目も素敵じゃないですか?








































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