インド旅行記〜①
こんにちは!
松山市のヨガスタジオ ルクルク
インド滞在中の続木彩瀬です♩
コロナぶりにやってきたインド、
おそらく3年半ぶりです。
その間はパンデミックで今までとは違う生活が余儀なくされたり、オンラインが盛んになったり、私はスタジオを移転したりと様々なことがありました。
そんな3年半を経て、エリアは違えどインドに戻って来ました。
久しぶりに見るインドはとても優しい国でした。
みんなニコニコ話しかけてくれます。(セールスも多いけどね)
私もニコニコお返事します。
4年半前に初めて行ったときの初日は
インド人全員のが悪いやつなのかと疑い、警戒心剥き出しで不安で胸がいっぱいでした。
2回目のインドの時は初回ほどではなかったですが、今回ほどリラックスはできていませんでした。
人は自分が見たいように相手を見ます。
自分が不安であれば不安な情報ばかりを見つけてくるし、
自分に安心があれば相手にも安心を見ます。
短いようで長かった3年半で、自分の中に安心を見られるようになったみたいです。
3年半の中で大きく変えたのが食事でした。
食事管理をすることによって、精神状態が落ち着き、不安がかなり減ったのです。
そのおかげでVEDAの学びを受けられるようになりました。
過去の私はヨガをしていても、間違った食事法でアドレナリンがバリバリ、瞑想なんてできない状態でした。
VEDAの学びは準備が整った人に与えられる。と言われています。
VEDAを学びながらそのことを本当に実感しています。
インド初日は近所を散策
さて、インド初日の昨日はどんな街なのか把握するため近所をお散歩しました。
毎度ながら溢れるインド人に牛に犬、バイクと車がクラクションを鳴らしながら走り抜けていきます。
観光地ともあって、お土産雑貨屋さんが沢山。
可愛いお洋服屋さんに目を奪われながら川沿いにある橋を見学しました。
写真を撮りまくるインド人観光客に混ざって撮影してると足元で「むにゃり」
げ!やってしまった!
そう、牛の💩です。
早速インドの洗礼を受けました。
与えられるということ
💩を落とすために靴を擦りながら歩いていると、何やら賑やかな音が聞こえてきます。
太鼓の音や鐘、人の歌う声。
そんな音楽に惹かれ向かってみるとそこはお寺でした。
お花を飾った祭壇に向かい数人がお祈りの儀式をしていました。
過去のインドではあまりお寺には行っていなくて(当時は興味がなかった)初めての光景。
よく分からないまま立って見てると、
おいでおいでと招かれて見よう見まねでお祈りの儀式(プージャ)に参加。
なんだか不思議と涙が出そうになりました。
幾つかの儀式が終わり解散の様子。
また、呼ばれて向かうと額に印を押してくれました。
そして、どうぞと捧げ物にしていたバナナとおやつをくれました。
ヒンドゥー教徒でもない日本人の私を笑顔で迎え入れてくれ、捧げ物のおやつまでくれるなんて。
これこそが無性の貢献。
サンスクリット語でダーナ(与える)と言います。
与えて頂いたお返しに私も少しのドネーションをしてそのお寺を後にしました。



与えるということ
バナナとおやつを食べながら歩いていたのですが、このおやつがかなり甘い!
正直全てを食べられる気がせず、かといって捧げ物を処分する訳にはいかない。
そこに通りかかった野良ワンコ。
あ、この子にお裾分けしよう。
犬が食べても大丈夫そうなおやつだったので、そのワンコに残りの半分をあげました。
美味しそうに食べてくれて私も安心。
いい循環になったかなと思いながら歩き始めるものの、私の後をずっと付いてくるワンコ。
「もうないんだよ~」と言っても健気にずっと付いてくるので少し切なくなりながらそのまま歩みを進めているとワンコも諦めて去っていきました。
与えろと言われること
近所の散策を続けているとまた大きなお寺を発見しました。
どうぞ~と言ってくれるので中に入っていくとお寺の方が「ここは6階建だよ」と教えてくれて写真は後で撮れと言われ、神様が置かれている小さなお部屋に私も招いてくれました。
すると机を挟んで座らされ、何か説明されながら腕に紐を巻かれる・・・・
ミサンガのようなものです。
そして机の上にはお札が幾つか置かれていました。
うーーーん。。。これは。。。
ミサンガを巻き終わると、
はい、やっぱり。
当然のようにドネーションしてくれと言われるのです。
私もまぁ仕方ないと思いながら
少額のお金を渡しました。
そうするともっと大きいお金はないのかと催促される始末。
ほら、他の人はこんなに寄付してるんだよ。と
インドのお金に両替する前だったので
かなり小さいお金か高額なお札しか持っていなかったのです。
両替してないから持ってないというと不満そうに日本円でもいいよ。とまで言ってくる。
財布にあるのは一万円札のみ。
この場を収めるために渡せるお金ではないので、無いからごめんねと伝え振り返らずにその場を立ち去りました。
何も求められないと自ら支払うのに
求められると払いたくなくなるのは何故?
その他にも道を歩いていると手を出してお金を要求されることも多々あります。
貧富の差が激しいので、貧しい子供や体の不自由な方もいます。
最初インドで彼らに会った時は正直「怖い」という感情を抱いてしまいました。
今はそんな気持ちは無いのですが、彼らに対してどう接するのがいいのかは自分の中で答えは見つかっていません。
そんな部分も今回の旅の中で何か思うことがあればいいなと思います。
まぁ、要するに。
色んな人がいます。笑
インドBOYSとランチ
テラス席のあるとても雰囲気のいいカフェにランチをしようと入りました。
人気店のようで店内の席はけっこう埋まっている様子。
4人がけのテーブルに1人で座っていると
相席してもいいかと聞かれ、
「もちろん大丈夫」と答え、若そうなインド人男性2人と相席することになりました。
ニコっとして私のテーブルに座る2人。
特に会話することなく私はサラダを注文し、彼らは1人はコーヒー、1人はオムレツとパンを注文し食べていました。
しかし、私が頼んだサラダがかなり大きいのです。
これ絶対1人で食べれないなぁ。
この人サラダ食べないかなぁ?
私が口つけてるものだし嫌かなぁ?
なんて、モヤモヤしながら声かけようかしばらく迷いながら・・・
ええい!
嫌なら断るでしょ、とりあえず聞いてみよう!
「1人で食べきれないから一緒にサラダ食べない?」
と聞くと
「あ、いいの?じゃぁ少し貰うよ。オムレツも食べる?」
とランチのシェアが成功しました。笑
それをきっかけに色々と話していると
彼らは近くのホテルで働いているとのこと。
数ヶ月前にリシケシにやってきたと。
リシケシは観光地なのでホテルが沢山あります。
もしかして出稼ぎに来てる人も多いのかなぁ?家に仕送りとかしてるのかなぁ?
そんな想像をしながら、ランチを共にしてまた会おうね~と言ってお別れしました。
一人旅で困るのはご飯です。
量が多いと食べきれないので幾つかの料理を試すことができないのが悲しいポイント。
今回はサラダとオムレツのトレードが成功してよかった。
左;ラフー 右:クッシュ
クッシュはインド俳優か?と思うような見た目のお洒落さん。
この見た目でランチは食べずにコーヒー2杯飲んでいました。ロックスターかよ。笑
笑うと可愛い笑顔で2人ともとてもいい人でした^^


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